2011年プレイ感想まとめ

あけましておめでとうございます。すっかり初詣を忘れてしまいました。なんかヒマだと思ったら・・・。

とりあえず、見たい特番は見終わったので、2011年に感想記事を書いたゲームをランキングにしてみようかと思います。

ではまず、第四位までまとめて発表。後ろの括弧は第一位との評価の差をゲーム差風につけたものです。

4 イヅナ斬審剣(4.5)

シナリオはあまり評価できなかったが、BGMやエフェクトといったビジュアル面でのクオリティを高く評価し4位。

5 現在もいつかもふぁるなルナ(7.0)

設定の作りこみ、テキストは高く評価するが、無難にまとまりすぎてそれが活かしきれていなかったこと、個別の長さに差があったことなどを考慮して少し高めの5位。

6 魔触三十六景(8.5)

ゲーム自体の評価は下二つより低いが、低価格であることと、触手モノとして欲しい要素はしっかり抑えていたことを考慮し6位。

7 復讐催眠(9.0)

死んでる設定が多く、Hシーンの長さに不満。シナリオのまとまりは良く、Hのシチュエーションは楽しめた。

8 ぶらぶら(10.0)

テキストは楽しめたが、それ以外に光るものが無かった。

では、ここからは3位から発表していきたいと思います

第3位

シキガミ(あかべぇそふとつぅTRY)(3.0差)

ちょっとテンプレでは評価に困る作品でした。だってエロSLGなんだもん・・・。

とはいえ、俺サマのラグナRockのシステムをベースに問題点とされていたターン制限撤廃を始め多くの要素がブラッシュアップされ、戦略SLGとしてしっかり楽しめるレベルでした。

その他の点も、シナリオは見られる出来、テキストもそこそこ、Hシーンは女性キャラほぼ全員(一部例外アリですが・・・)、高クオリティなBGMと決しておろそかにはなっておらず、満足のできるクオリティに仕上がっていました。

ただ、ラグナRockほどでは無いですがバグもあり、パッチ無しだとストレスを感じる部分もある他、周回だと単純作業(しかもそこそこな長さ)が多い、ヒントを聞けるのが一ターン一回行動消費有りで、しかもランダムと微妙に役に立たない、などマイナス要素も多かったです。

SLG部分でも、進軍ルートと敵の行動パターンが単純なことが原因で、体力にだけ気を遣ってあとは力押しになりがちとまだまだ磨き足りない感じがしました。

イヅナ斬審剣とこれ、どちらを3位にしようか迷ったのですが、異色ながら平均以上のクオリティにまとまってるという点で上回ったため、シキガミを3位にしました。次回作には期待しています

シキガミ

• 出版社/メーカー: あかべぇそふとつぅTRY
• メディア: DVD-ROM

第2位

無限煉姦～恥辱にまみれし不死姫の輪舞～(Liquid)(0.5差)

これは楽しかったです。傑作と言っていいでしょう。

まず一番のポイントは、シナリオが良いこと。

感想記事にも書いたのですが、壮大ながらもきっちりまとめ切れており、多数の伏線も回収するだけではなくストーリーを盛り上げるのに生かされていました。また、心理描写は主人公だけでなく、周囲のキャラまでしっかり描かれていて、強く感情移入が出来ました。

エロ部分もシナリオに負けず劣らずのハイクオリティであり。陵辱輪姦はもちろん触手、和姦、はたまた百合まで多数のシチュエーションが用意されており、そこだけでも満足のできるレベルでした。

ただし、Hに関しては、幅が広すぎてNGに引っかかる人、かなりハードな陵辱もあるのでその点で受け入れられない人もいそうなことから、人は選ぶと思われます。

この点から、順位は2位とさせて頂きました。ただし、個人的なオススメの度合いであれば1位とほぼ同率です。むしろ、陵辱に適性のある人なこちらを薦めます。

無限煉姦～恥辱にまみれし不死姫の輪舞～

• 出版社/メーカー: Liquid
• メディア: DVD-ROM

そんなわけで

第1位！

女装山脈(脳内彼女)

これで決まりですね。

ヒロイン全員男の娘という非常に珍しいタイプのゲームで、発売前から話題となり、発売後も各店舗で売り切れなどが相次ぎました。

で、中身の方はというとシナリオは無難です。史緒シナリオ以外はこれといって惹かれるものはありませんでした。テキストもいつも通りのノリで、こちらも無難に面白かった印象を受けました。

しかし、Hは低価格とは思えないほどのボリュームと濃度で、シチュもさまざまな工夫が凝らされていました。

肝心な「男の娘」としての魅力もしっかり出ていて、文句のつけようがありませんでした。

かなり迷ったのですが、期待を裏切らないHシーンと、トンデモ設定ながら万人にオススメできる仕上がりであった点を評価し、2011年度マイナンバー1にしました。

女装山脈

• 出版社/メーカー: 脳内彼女
• メディア: DVD-ROM

レビューしたゲームを眺めると、2011年は当たり年だったと思います。

特に上位3つは、一年に一本当たれば良いレベルのクリーンヒットで、どれを1位にするか最後まで悩みました。

運悪くここを見つけてしまった人に、是非やってみて欲しい作品です。

願わくば、今年は去年、いや一昨年よりもさらにステキな年になることを祈らんばかりです。