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腐果の濡獄感想 [ゲーム]

こんにちは。いつの間にか春の暖かい日すら通り越してしまい、そろそろ梅雨に入ろうかと言う時期になってしまいました。
思ったより早く書けた感じですね。ただし、忙しさはあまりなんとかなってなくてどっちかっていうと息抜きで書いてるわけですけど。
今回感想を書く腐果の濡獄は、そんなありふれた出だしがある意味不釣り合いに思えてしまうゲームです。
おおまかなところはこの後書いて行きますが、その前にあらすじを書きます。

母に関する幻覚に悩まされ、精神科に通う主人公。だが、記憶は途切れ途切れで思い出せないことも多く、病状は一向に良くならない。
そんな時、担当の女医「沢渡千明」から研究を目的とした性的行為を強制され、その千明に唆された看護師「島崎真希」にも半ば強引にフェラをされる。
それがきっかけとなり、母の手足を取り付けて「聖母」を完成させるという目的を思い出した主人公は、千明の助言に従い、患者に目をつけるも自殺され失敗。代わりとして、真希を狙うが・・・。

一方、捜査一課の刑事、「南方紗鳥」と「梶木雄一郎」最近地域で立て続けに発生している連続バラバラ殺人事件を追っていた。
しかし、犯人に繋がる手がかりは一向に見つからず頭を抱える二人。そんな時、病院で発生した強姦殺人事件の容疑者として、それ以前から疑いの目を向けられていた掃除夫「村上富士夫」が逮捕される・・・。

あらすじとしてはこんなとこですかね、若干ネタバレしてるけどまぁ問題ないでしょう。
ここでは簡単に途中までの物語をまとめてありますが、主人公が狂人であるという設定のため、主人公視点で物語が進行している時は非常に読みにくいテキストになっています。

先にいつもの評価をつけてしまうと

S A- B+ A C 総合S

こんな感じです。

まずエロですが、ここはすごい。エロいというか、とにかくグロいです。
シーンのほとんどが体験版にもある逆さ釣り電流責めやカンディル処刑を始め、フィストファックや腱切断、硫酸流し込みといった拷問とすら言えるプレイで、慣れてないと吐き気を催すレベルです。
直接的なCGこそ控えめなものの、ヒロインが「解体」される描写はSEとテキストで描かれており、また、肉体が腐ってる描写なんかも出てきます。また、そういったシーンでの断末魔の叫びとすら言える絶叫ボイスも魅力の一つです。
エロの方はそれに押し出される形で比率こそ少なくなっていますが、高いレベルで安定した品質を保っています。
そういったわけで、この点に関しては大絶賛かトラウマかの二択になるでしょう。私は大絶賛側なのでSをつけました。

シナリオは、ボリューム不足の面がありますが、サイコホラーとしての雰囲気はしっかり出ており、話の流れや伏線、結末まで丁寧に作られています。
主人公視点での状況把握のしづらさに加え、前述の猟奇的なHシーンと相まって、かなり人を選ぶ作りにはなっていますが、それらを楽しめる人の期待に応えられる出来ではあると思います。
トゥルーエンドは少々強引な点もありましたが、個人的には評価してます。
結構迷いましたが、シナリオのボリュームが不満に感じたため、A-としました。

CGとグラフィックは、線、塗りともに高い水準を保っており、本作の狂気的な雰囲気をうまく引き立てていました。

BGMは素晴らしかったです。雰囲気にドンピシャで、CGと共に本作の雰囲気を引き立てていました。ここまでしっかりと噛み合ったBGMは久々です。
SEの使い方も上手く、解体シーンなどでは恐怖を覚えるほどのリアルさを感じることが出来ました。

システム面においては、特筆すべき点はありませんが、ゲームの進行に必要なものはしっかり揃っており快適にプレイすることが出来ました。

ここ数年ではぶっちぎりのグロさでしたね。総合的にはエロゲーのなかでもトップクラスにグロく、猟奇的と言われるTinkerBellの過去作、蠱惑の刻すら上回っていました。
その他の部分も軒並み高水準で、大きな欠点の見当たらない出来だっただけに、シナリオのボリュームだけは少々残念に感じます。
まとめると、高得点か撤退かの究極的に人を選ぶゲームです。購入を考えている方は、体験版を先にプレイすることを強くオススメいたします。勢いだけで買うと後悔する可能性がありますから……。
今回はこんなところで。
次回は順番的に悪女装について書く予定ですが、ハロー・レディだけは絶対今年中に感想記事を書きたいので、状況次第で前後ぉぉぉんするかもです。

カープもとうとうと言うかやっぱりというか、二位巨人に追いつかれかけています。今までの交流戦成績を考えると、このまま首位キープというのは厳しいでしょう。
しかし、抜かれても交流戦を5ゲーム差以内で凌げば最終的に優勝することは不可能なことではありません。今年はいろいろ用事がありなかなか現地に行って応援できていませんが、最後までカープを見守って行きたいと思います。


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